正しく顎を閉じることができることは、医学的にも重要ですが、そればかりでなく、容姿の点からも重要です。 物を食べたり噛んだりすることが正常にできない場合は、笑顔や全身の容姿についても自信を失ったりするかもしれません。 プラスチック素材や顎の骨へのインプラントを用いて、口腔および顎顔面の専門外科医が、顎の骨や頬の骨を修正します。


これらの矯正手術は一般的な歯の矯正とは異なり、顎の骨の修正が必要な場合に必要なものです。 矯正手術に最も適している年齢は成長が止まるころの年齢で、男性の場合で20歳、女性の場合で18歳と言われています。 例外としては、患者の方がずっと若い年齢であっても顔の形に心理的なコンプレックスが大きくある場合は、外科矯正手術が適当な場合もあります。 口腔専門の医師と外科矯正医師が、機能面と美的面から検討し、手術の内容について最適なプランをご説明いたします。 この手術で、あなたの容貌は劇的に変化し、あなたの人生に多くの明るい希望を与えることでしょう。







検診
           初回の診察の後、顔の各部の寸法の測定、写真撮影、レントゲン撮影、歯科検診を徹底的に行います。 これにより、その後の外科矯正手術や麻酔に影響を及ぼす可能性のある問題点を整理します。

外科矯正手術を行う前の歯科矯正 :
           口腔と顎顔面の矯正医が協力して、外科矯正手術を行う前に必要な歯科矯正治療を施します。 必要性に応じて歯の位置を正しい位置に修正します。


手術前の準備 :
           外科矯正手術の場合は、麻酔の使用をタイ政府から認可を受けた病院にて行います。 手術の1日前に病院へ行き、体調などについての問診を受けていただきます。 手術後の回復に必要な期間の5日〜7日程度の入院が必要になるでしょう。 退院前には、十分な術後検診が行われます。 手術後も、手術前と同様に口内のお手入れを十分にしていただく必要があります。

手術の手順について :
           外科矯正歯科医は、手術の内容に合わせて約1時間前には準備を始めます。 口内の切開の場合は、外から見える傷はありません。 その他の部位の切開が必要な場合は、傷が目だたずに隠れるように顔の輪郭の折り目に沿って行われます。 細心の注意を払って切開後の縫合が行われます。


外科矯正手術が必要になるのは、どのような場合ですか?

          噛み合せが悪いために外科矯正手術が必要となる場合が多くあります。 また、噛み合せが悪い人の場合は、噛み合せが正常の人と比較すると、顔の容姿に何らかの影響が現れているようです。 一般的な外科矯正手術が有効となるのは次の場合です。

1. 上顎が突出している場合 : 上顎が外側に突出している場合、意識しないと唇を合わせて口を閉じることができません。 いつも歯が見えてしまい、笑うと歯茎も見えてしまう場合は、外科矯正手術で治療することができます。

2. 上顎が後退している場合 :
上顎が十分に成長していないために、顎が後方に引っ込んでいるように見える場合があります。 外科矯正手術の後は、歯芽の除去や位置の修正により顎の成長が遅れます。 これにより鼻筋の通った顔立ちになります。 外科矯正手術で治療することができます。

3. 下顎が突出している場合 : 下顎が長く成長してしまった為に下顎が突出している場合、顔は非常に長く見えてしまい、下歯の位置は低く、唇は厚いという印象を人に与えます。 口を閉じて物を噛む時は、下の歯は、上の歯よりもずっと外側に位置してしまいます。 外科矯正手術で治療することができます。

4. 下顎が後退している場合 :
下顎が遺伝的な要素や成長過程に問題があるために後退している場合があります。 この場合、小さな下顎のため顎先の部分が極端に小さくなります。 外科矯正手術で治療することができます。

5. 顔の左右が非対称な場合 : 顔の左右のどちらかが成長し過ぎたり成長が足りない場合、顔の左右が非対称になります。 外科矯正手術で治療することができます。